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世界一になれた理由

2016.01.28

私が顔の大きさや声の大きさで世界一になれた訳ではなく・・・

世界のてっぺんを取った人の話です(^-^;


 先日旭川で行われた新年賀詞交換会においてスピードスケートで

金、銀、銅のすべてのメダルを手にした清水宏保さんの基調講演が

行われましたので拝聴させて頂きました。


 1998年、長野500mで金 1000mで銅メダルを獲得。

2002年、ソルトレイク500mで銀メダルを獲得・・・と

国民であるならば誰もが知っている名実ともに有名な方ですね。


私は今まで一流選手やトップアスリートというのは、特殊な人間で

血筋や細胞、生まれつき優遇された体型の持ち主や天才に運が備わり

ごく稀な人にプラス、努力が実を結んだものと考えていました。


ですが、この清水さんは身長も低く手足のリーチも短く、圧倒的に

不利な体型であり、しかも驚いたことに喘息持ちでどう考えても

短距離のスケーターには不向きの要素が揃っております。


ですが世界一になれたのは、ただただ全てを覆す「努力」や「忍耐力」

であり、血ヘドを吐くような練習であったと申してました。

今回、話を聞いていく中で強く感じたのは、ものすごく「プラス思考」で

「前向きな考えをさらに自動修正できる性格」であるということが

伝わってきました。

人生の中ではいろいろなことがあり、その後の選挙に落選した時のこと

その後札幌での1年間無職の話、病気を治すのは薬や病院ではなく

ちょっとした体操やスポーツをすることによりかなりの確率で予防し

医療機関に頼る割合も軽減できる・・・といった共感できる話まで。

私も恥ずかしい話、19歳の時1か月程無職の時があり、その期間に

感じた事や経験したことは今でも根底にあり礎となっています。

自分と照らし合わせながらのお話しは、聞いた後とても清々しい

気持になりました。


「金メダル取ったときはもちろん嬉しかったけど、誰にも負けない

あの練習をやってきたのだから普通にやれば必ず獲れると思いました」


凄い自信ですよね・・・(^^;


人より劣っているものが多くあり、自信がなく心配性の人ほど練習や

勉強をし、自分なりの自信をつけていく。そして自己の形成に繋げ、

人として素直な心を忘れずに、心身ともに磨いていく。

自己の修練とは=筋トレのように毎日の細かい積み重ね。


今回のお話を再認識の場と捉え、今後も足元を見つめながら

毎日を過ごして参ります(^^ゞ

失礼ですが・・・本当に小さくて驚きました(^^;
実際に履いていたスケート靴です!
さすがに触ると変色していく金ではなく、ソルトレイクの銀メダルを見せて頂きました。
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