完全に個人の見解ですが、仕事を通して感じ、最近強く思うことを
お伝え致します。考えに個人差はありますのでご理解を・・・。
つい先日、6年前に葬儀をされたF様から電話があり、用件については
おばあちゃんの7回忌に合わせて、他の先祖様の法事を行う予定で、
尚且つ先立ったおじいちゃんの遺影もかなり昔の写真で色あせ、加工の
技術もイマイチなので作り直したいとのこと・・・。
確かにおばあちゃんの遺影が綺麗過ぎて、見劣りしちゃいますね。
以前私自身が担当した家であり、1000人規模の大規模な葬儀で
お孫さんにあたる方には、我が娘が大変お世話になったこともあり、
何かと印象深いお宅でして・・・話は写真のことから違う方向へと(^_^;)
すると、F様の家系の話となり、先祖代々の話にまで・・・・。
滋賀県が発祥の地であり、学校を建てた方やプロ並みの写真機を保有し、
記念写真をたくさん撮っていた方、小樽でまだ存在している倉庫の話、
さすが本家という歴史に加え、家柄の話や家族兄弟の話まで・・・。
ルーツを調べるために、家系図をお寺やご当地の役場に行って聞き出し
皆で作成したり、歴史を物語る品々を『博物館』に大量に寄贈した話など
本当に時間を忘れ、貴重な時間を過ごしました。追加作業が発生しており
行く度にいろいろ勉強させて頂いておりますm(__)m
今では本家代々の先祖様の写真を1つに纏める作業と、色あせないように
写真を基に『偲ブック』という一冊の本にして、表紙を額に入れた先祖様の
写真で作成して、見た目の表紙は遺影や集合写真、手に取りめくると
アルバムへと・・・後世に伝えていく中で必要なことを共に進めさせて
頂いております。
最近何かと話題の『終活』・・・。何もお葬式やお墓の事ばかりが、
終活ではございません。 後世のためにも誰かが何かの時をきっかけに、
整理をしながら進めるのも、立派な終活だと思います。しかも歴史を学び
ご先祖様に感謝をしながら遂行できる遺影写真の融合や整理。
整理といっても粗末にするものではありません。ただ暗い所にしまって
置くだけではなく、逆にまとめて形にして皆様にもっと見て頂けることで
より一層のご先祖様への感謝の念が生まれ、会話の中で理解する事により
歴史を継承し、後世へと繋ぐ事が・・・今、すごく大切だと思います。
41歳の意見として・・・ちょっと考えが古いですかね(^_^;)
参考にしてみてください。
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