続きの第3幕です。
2階の本堂見学と施設説明の後、1階の葬儀場を通り地下空間へと
移動をしましたが、そこには信じられない空間が広がっていました。
地下1階に広がる納骨堂(6方向に広がる六角堂)
通常の納骨堂ですと、奥の正面にご本尊があり昔からの総代役員さん
などの家系の方々が隣から並んでいるのがごく一般的なのかも
しれませんが、ここはスペースの中央にモニュメント風のご本尊を
設置し、6方向に並列する方式を採用しておりました。
理由を聞いたところ、前編でも申し上げたように住職様の配慮から
この様な斬新な形になったということです・・。なるほど・・・。
続いて地下2階空間へと移動。
そこには超高級ホテルか何かのロビー?というような空間が・・・。
周囲のさらなる納骨堂スペースに囲まれ、大理石地帯が広がって
中心には巨大な墓石スペースがありました。
身寄りのない方や事情があり、今後予想される門信徒のお骨の管理
などを考慮し、充分な収骨スペースを用意した永代墓でした。
地域性の違いからか、札幌近郊ではお墓か納骨堂のどちらかを
所有する方が多いとのこと。こちらの方では両方所有する方が多く
風習は様々なれど、今後のお骨の管理についてはどの地域も同じ
悩みがあるものと推察致します。
士別市でも5月頃より宗派を問わず合葬墓への納骨受付が開始
されますが、今後どのように環境が変化していくものか・・・。
こちらへの納骨料金もとても格安で管理して頂けるということで
利用者が増えているとのことです。
住職さんが言っておりました。 個人~故人~孤人 へと時代と
ともに変化していっている。その変化に対応していかなければ
ならないと・・・・。 核家族化や少子高齢化が引き金となり
今後ますます変化していくことが予想され、柔軟な発想と速やかな
対応力が問われていくものと推察致します。
この度、お世話になりました證誓寺の関係者の皆様には何かと
お忙しいところ丁重なる案内や施設説明、お飲み物までいただき
最後には皆様からお見送りまで・・・。m(__)m
とても有意義な研修会となったことを、心からあつく感謝を申し上げ
御礼のご挨拶と致しますm(__)m
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